なぜ香川やゲッツェの持ち味消えた? ドルトムント専門メディアが“原因”を指摘
中盤セントラルMFが不調、それにより香川とゲッツェの「有効性が減少」と分析
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは今季ブンデスリーガ4位に終わった。ドルトムント専門メディア「BVB Buzz」では不調の原因に中盤センターでプレーする選手たちの低調なパフォーマンスを挙げた。それにより攻撃的なプレーが持ち味の香川やMFマリオ・ゲッツェの「有効性が減少した」と指摘している。
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今季のドルトムントはペーター・ボス元監督の下でスタートし、開幕7試合を6勝1分のロケットスタートを切った。 しかし、その後に10月から12月にかけて8試合連続未勝利(3分5敗)が続き、ボス元監督が解任。ペーター・シュテーガー前監督が引き継いで立て直したが、最終盤には再び調子を崩し、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内ギリギリの4位でシーズンを終えた。
守備の不安定さも課題とされているが、記事では来季に向けて強化すべきポイントとして「セントラルMF」を挙げている。
その理由を「ユリアン・ヴァイグル、マフムード・ダフード、ヌリ・シャヒン、ゴンサロ・カストロは全員が不調に苦しんでいた」とし、同ポジションの選手の中で及第点をつけられる選手がいなかったと評価した。
そのため、本来はよりゴールに近い位置でのプレーが得意とされる香川やゲッツェといった選手を中盤の深い位置で起用せざるを得ない状況が生まれた。本職でないポジションでのプレーにより、「彼ら(香川とゲッツェ)の有効性が減少した」と分析されている。
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