ユーベ、守護神ブッフォンの後継者として伊代表ペリン獲得へ 来週にもメディカルチェック
ジェノアのGKペリン獲得を狙うユーベ、移籍金15億円と2選手で交渉か
イタリア王者ユベントスは鉄壁守護神のGKジャンルイジ・ブッフォンが今季限り退団することが決まっているが、その“後継者”としてイタリアで有望なGKを確保する可能性が高まっている。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じた。
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ユベントスが獲得に近づいているとされるのが、ジェノアのイタリア代表GKマッティア・ペリンだという。25歳のペリンはこれまで膝の負傷を繰り返しているものの、早くからイタリア代表のゴールマウスを将来的に守る存在として注目されてきた。
ペリンはロベルト・マンチーニ監督が就任したイタリア代表にも選出されている。ACミランの19歳GKジャンルイジ・ドンナルンマと、次世代のイタリア代表守護神の座を争う存在として見られているが、その将来はブッフォンが退団するユベントスにあるようだ。
ユベントスは1200万ユーロ(約15億円)の移籍金に加え、MFステファノ・ストゥラーロかMFロベルト・マンドラゴラを交渉に含めると見られ、ペリン自身とは来週にも本拠地トリノでメディカルチェックを行う予定とされた。通常、メディカルチェックは移籍交渉の最終段階で契約するに問題がないのか調べるものであり、獲得に迫っていると予想される。
ユベントスはポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが所属し、来季は正GKを務めると見られていた。しかし、ここに来てのペリン獲得の動きは、国内で「イタル・ユーベ」と言われるイタリア人重視の方針に基づくものなのか。国内の絶対王者は、将来にわたってもイタリア代表の守備の要を保有する算段であるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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