「わずかな希望が絶たれた」 恩師がトーレスとの再会熱望もJリーグ参戦報道に白旗
トーレス争奪戦に参戦していたベニテス監督率いるニューカッスルだが…
アトレチコ・マドリードを今季限りで退団した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、先月30日にJリーグ公式サイトがサガン鳥栖移籍に関する予定稿を誤配信してしまったことで波紋を呼び、各国メディアでその動向が報じられている。
鳥栖の他に中国スーパーリーグの北京人和やMLSのシカゴ・ファイアーなど数多くのクラブがトーレス争奪戦に参戦しており、プレミアリーグのニューカッスルもその一つだったが、この騒動を受け「わずかな希望が絶たれた」と英地元紙「クロニクル」が報じている。
ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督は、リバプールを率いていた2007年にアトレチコからトーレスを獲得し、ワールドクラスのストライカーへと飛躍させた。そして今季限りでフリーとなる教え子の獲得を、誰よりも熱望していたという。
しかし、先日の鳥栖加入決定の誤配信の一件を受け、同記事では「ニューカッスルがフェルナンド・トーレスと契約するというわずかな希望は、日本へ移籍目前という形で終焉を迎える」と、ニューカッスルが白旗を上げたと報じられている。
恩師ベニテスの下で古巣のリバプールやチェルシーと再会を果たす、というシナリオが実現する可能性も決してゼロではないが、Jリーグ参戦報道が過熱している今、プレミア帰還という選択肢はやや現実味に欠けるものになったのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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