バルサが1年で仏代表FWデンベレ売却へ クラブ希望価格は“原価超え”の150億円
ドルトムントから移籍金137億円超の5年契約を結ぶも売却対象に…
昨夏にバルセロナへ加入した若きフランス代表FWウスマン・デンベレが、わずか1年の在籍で“値札”をつけられたという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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1年前に日本代表MF香川真司が所属するドルトムントから5年契約で加入したデンベレだが、シーズン中に2度の負傷離脱。結局、リーグ戦17試合3得点、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)も3試合1得点にとどまり、デビューシーズンは「失望に終わった」とされた。
わずか1シーズンを終えたばかりながら、バルセロナは今夏の移籍市場での放出も視野に入れているようだ。記事によれば、クラブが設定した移籍金は1億1500万ユーロ~1億2000万ユーロ(約150億円)だという。
ドルトムントはデンベレ獲得時に、「バルセロナが支払う移籍金は1億500万ユーロ(約137億円/当時)で、そこに移籍金額の最大40%までのオプションが上乗せされる」と発表。ボーナスがどれほど支払われるかは不透明だが、バルセロナは1年間の償却期間があるにもかかわらず、同等額がそれ以上での売却を狙っているという。
デンベレはドルトムントの練習をボイコットするなど強硬手段に打って出てスペイン行きを実現させていた。サッカー界からの悪評を覚悟で敢行したバルサ移籍だったが、その結果はわずか1年での売却対象入りという厳しいものになってしまったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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