西野監督、“8秒の沈黙”から口にしたW杯の目標は… 「グループステージは抜けたい」
日本らしいサッカーで「一試合一試合ポイントを取る」堅実な目標を掲げる
日本サッカー協会(JFA)は31日、6月に開幕するロシア・ワールドカップ(W杯)に挑む日本代表メンバー23名を発表。FW本田圭佑(パチューカ)、MF香川真司(ドルトムント)ら長年チームを牽引してきた主力が順当に名を連ねる“サプライズなし”の選出となった。30日のガーナ戦で0-2と完敗を喫した西野朗監督は本大会の目標を問われると、しばしの沈黙を経て、グループリーグ突破と言葉をつないだ。
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バヒド・ハリルホジッチ前監督の後任として日本代表の指揮を任された西野監督。初陣となったガーナ戦で完封負けを喫した翌日、悩んだ末に発表した23人に大きなサプライズはなかった。
そして、6大会連続出場となるロシア大会での目標を問われると、西野監督はおよそ8秒の沈黙。そして、静かに言葉をつなぎ出した。
「今、日本チームらしいサッカーをやりたいという、その大きな目標を強く持って……具体的に数字ということであれば、一試合一試合ポイントを取って、グループステージは抜けたいなと。そういう数字が残せれば、日本のサッカーをある程度表現、披露できるんじゃないかと思っています」
日本代表は前回のブラジル大会で「自分たちのサッカー」にこだわりを見せるも、一勝もできずにグループリーグで姿を消した。今回もグループHはコロンビア、セネガル、ポーランドといずれもワールドクラスの主軸を擁する強豪。監督の電撃交代、初陣黒星など苦境に立たされる西野ジャパンは、日本サッカー史上3度目となる決勝トーナメント進出を果たせるだろうか。
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