西野監督が浅野、井手口、三竿の落選理由に言及 「確証が持てなかった」こととは?
現時点でのコンディションを最優先した結果だと説明
日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた本登録メンバー23人を発表。ガーナ戦に招集された26人から、MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)、井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、FW浅野拓磨(ハノーファー)が落選となったが、西野朗監督はその理由について「現時点でのトップパフォーマンスではなかった」と説明した。
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日本代表は30日、ロシアW杯前の国内ラストゲームでガーナと対戦。3-4-2-1、3-4-1-2、4-4-2と3つのシステムを試したが、西野監督の初陣を飾ることができなかった。
苦難のスタートとなった翌31日、西野監督は本大会に臨む23人を発表。26人の“候補”のなかから、三竿、井手口、浅野が外れる格好となった。指揮官は3人を「非常に有望な若手」と評価しつつも、その理由を説明した。
「この舞台(W杯)に立たせてくれたのも彼らの力が大きいですし、彼らの代表でのパフォーマンスは強く感じているし、それを求めたかったです。求めたいです。ただ、彼らの現状がそういう環境じゃなかったということであって、そういうなかで鍛えられていくということであれば、彼らはいたと思います。それを期待して招集しました。非常にパフォーマンスは上がっていました。昨日も限られた時間でトライをしてくれました。可能性は彼らも考えたいところなんですけれども、現時点でのトップパフォーマンスというなかでは、(確証を)持てなかった」
リオ五輪世代の浅野と井手口は、昨年8月のオーストラリア戦(2-0)でともにゴールを挙げ、ロシアW杯出場に大きく貢献した。バヒド・ハリルホジッチ前監督の下でもコンスタントに招集されていたが、今季は所属クラブで思うように出場機会を得られていなかった。
「これからの日本サッカーを背負ってくれる選手だと思っています」
それぞれに期待を持ちつつも、今回はコンディションを最優先させたゆえの落選となった。