ランパード、大英帝国勲章OBEを受章 ギグス、ベッカム両氏らに続く栄誉

「僕は本当に幸運だ」

 元イングランド代表MFフランク・ランパードが、大英帝国勲章第4位にあたる『Officer of the Order of the British Empire(OBE)』の称号を与えられることになった。過去には元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏や、デイビッド・ベッカム氏もこの称号を手にしている。
 
 イングランド代表として106試合に出場。チェルシーでは公式戦通算648試合出場211得点という驚異的な記録を残した。さらに、このゴール数は、MFながらクラブ最多得点記録となっている。2012年にはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇も成し遂げたレジェンドは、今度は国から最大級の栄誉を与えられることになった。
 
 受章について喜びを語ったランパードの言葉が、英地元紙「デイリーメール」で伝えられている。
「この大きな栄誉を受けることができてうれしい。長く、そして成功に満ちたキャリアを送ること ができて僕は本当に幸運だ。僕自身、そして家族にとって本当に誇らしいことだ」
 英国の歴史に名を刻んだランパードは、新シーズンから米MLSのニューヨーク・シティFCでのプレーすることが決まっている。アメリカで待ち受けるファンも、新たなスーパースターの上陸を今か今かと待ちわびていることだろう。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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