野茂氏の女房役がパルマ買収に正式オファー 第二の故郷で名門復活に名乗り

名門を救う元メジャーリーガー

 これまで5度の競売が行われたが、入札がなかったために直接入札を許可された。そして、パルマは、2つのグループから正式な買収オファーを受けた。そのうちの1つがピアザ 氏も参加する投資グループだった。登録料として100万ユーロ(約1億3900万円)のデポジットを支払ったという。
 ピアザ氏は先日、イタリア地元紙に「確かに私はパルマにいた。買収に興味がある。実現するとは言うことはできないが」と語っていた。
 ドジャース時代の1993年に新人王に輝き、オールスターには12回出場した。通算打率は3割8厘。427本塁打は捕手としてのメジャー記録となっている。
 一方、パルマは、かつて欧州のカップ戦で優勝するなどイタリア屈指の強豪として名をはせた。野茂氏の女房役が、オーナーとして元日本代表MF中田英寿氏もかつてプレーした名門を復活に導く可能性が浮上している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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