初出場の98年W杯から続くサプライズ落選・選出

　31日午後4時から日本代表のロシアW杯メンバー23人が発表される。日本が初出場した1998年フランスW杯選考で、当時の岡田武史監督が「外れるのはカズ、三浦カズ」と発表。FW三浦知良の落選で日本中に衝撃が走った一方、18歳のMF小野伸二が驚きの選出を果たした。

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　それ以降もサプライズ落選・選出が続いている。02年日韓大会ではMF中村俊輔が落選し、ベテランのFW中山雅史、DF秋田豊が揃ってリスト入り。06年ドイツW杯では選出濃厚と思われたFW久保竜彦が選外となり、FW巻誠一郎が選ばれで会見場からどよめきが起こった。前回大会の14年ブラジルW杯でもFW大久保嘉人が土壇場で最終メンバーに滑り込んだ。

「全てコロンビアに照準を合わせてこれからを捉えていきたいと思います。選手の起用に関しても、システムなのか戦い方なのか、そういう戦略的なところも、コロンビアに合わせてチームをやっていく必要がある」

　日本は6月19日にW杯初戦コロンビア戦を迎えるなか、その一戦に照準を合わせると明言した西野監督。果たして、指揮官が読み上げる23人は誰になるのか。そして、“カズ級”のサプライズ落選はあるのだろうか。