西野監督、初陣で“試合勘の欠如”を吐露 「自分の頭の中もスピードアップしなければ…」
最後に現場の指揮を執ったのは2015年、急転直下で代表チームの指揮官に就くも…
日本代表の西野朗監督は、初陣となった30日の国際親善試合ガーナ戦で0-2と完敗。ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて、試合後の記者会見で自らの“試合勘欠如”を認めることになった。
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日本サッカー協会(JFA)は4月7日に、「コミュニケーションの欠如」を主な理由としてバヒド・ハリルホジッチ監督の解任に打って出た。後任には当時の技術委員長だった西野監督が就いたが、そこでは田嶋幸三会長から「このタイミングだから西野監督になった。もっと前ならそうでなかったかもしれない。この時期だからこそ、この決断をした」と、理由が語られている。
たしかに西野監督は、1996年のアタランタ五輪でのブラジル戦で勝利したことや、ガンバ大阪でリーグ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を果たした実績がある。しかし、最後に現場で指揮を執ったのは、名古屋グランパスの監督を退任した2015年。そこから2年半近くが経過している。
選手に関して言えば、1カ月、2カ月と試合を離れているだけで、“試合勘”が不安要素として語られる。果たして、西野監督はガーナ戦後に自身の不安要素を口にした。