「日本は守りが弱かった」とガーナ監督苦言 西野監督への“寛大な気持ち”を報道陣に要望
完敗の日本代表に「W杯に向けて負けた方が良い場合がある」と同情も…
西野朗監督率いる日本代表は、ロシア・ワールドカップに向けた30日の壮行試合ガーナ戦で0-2と完敗した。ガーナ代表のジェームズ・アッピアー監督は、西野ジャパンについて「守りが弱かった」と苦言を呈した一方、日本メディアに異例のリクエストを出している。
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日本代表は3-4-2-1システムを採用し、後半途中から3-4-1-2、4-4-2などもテストしたが不発に終わった。試合は前半8分にFKから先制点を献上すると、後半6分には最終ラインにパスを通され、GK川島永嗣が相手を倒してPKを献上。痛恨の2失点目を与え、そのまま0-2で敗れている。
試合後、ガーナのアッピアー監督は「日本はボールを持っていたが、守りが少し弱かったと思う」と苦言を呈した。まさかの敗戦を喫した日本代表だが、同監督は「W杯に向けて負けた方が良い場合がある。こういうミスをすれば同じミスをしなくて済む」と同情を寄せている。
「日本はフィニッシュが完璧ではなかった」と課題を挙げつつ、「メディアの皆さん、コーチ(西野監督)には寛大な気持ちでいてあげてください」と、異例とも言えるリクエストをしている。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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