本田の元ライバルがポルトガル王者ベンフィカに移籍
キャリアの再生を目指すターラブ
ポルトガル王者ベンフィカは、ミランFW本田圭佑のかつてのライバルであるQPRのFWアデル・ターラブを獲得したことを発表した。このモロッコ代表は2013-14シーズンにミランでプレーし、日本代表FWとも定位置を争った。
ターラブは、リスボンの名門と5年契約を結んだ。ベンフィカは公式ツイッターで「ターラブが5年契約。ようこそ!」と歓迎した。QPRとの契約を残していたターラブだが、移籍金ゼロでの加入となったようだ。
昨季は、ハリー・レドナップ元監督に「激太り」や「遅刻常習」などのそしりを受けると、メディアを通じてその指揮官を「練習を見ていない」、「サッカーを知らない」などと酷評。壮絶な舌戦を展開し、チームの問題児と化していた。
昨年1月から半年間、ミランに期限付き移籍で在籍し、クラレンス・セードルフ元監督からも高く評価されていた。本田とポジションを争ったドリブラーのポテンシャルは、誰もが認めるところ。ベンフィカでキャリア再生を目指す。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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