ベニテス新監督、来季C・ロナウドを1トップで起用へ

タイトル奪還へ、強力3トップBBCを再編成

 記事によると、新シーズンのレアルでもそのシステムが採用されると予想。これまで右サイドに配置されていたベイルは、2013年まで所属したトットナム時代に躍動した左の攻撃的MFにポジションを移すと見られている。
 センターフォワードで起用されていたベンゼマは足元のテクニックに優れ、周囲を生かす能力にたけている。そのため、ベニテス監督はトップ下のポジションで起用するのではと報じられた。
 そして、左サイドを主戦場としていたC・ロナウドが代わりに1トップとして起用されるという。デビュー時からドリブラーとしての印象が強かったポルトガル代表のエースは、レアル移籍を機にスコアラーとしての才能に一層磨きをかけた。今季はシーズンを通して62得点を挙げ、リーガの得点王も獲得している。左右両足、ヘディング、セットプレーと多彩な武器を持つだけに、センターフォワードとして、得点に専念することになるかもしれない。
 ただし、「BBC」はいずれも移籍のウワサが絶えず、連日、各国メディアをにぎわせている。それでも、べニテス監督はシーズン101得点を記録した強力ユニットの解体は望んでいない。新たなシステムで、ベニテス・レアルが来季タイトル奪還を目指す。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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