ベニテス新監督、来季C・ロナウドを1トップで起用へ

システムへの強いこだわり

 レアル・マドリードの新監督に就任したラファエル・ベニテス氏の登場により、白い巨人の前線には大きな変化がもたらされそうだ。選手それぞれの頭文字を取って「BBC」と称されたギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドによる強力3トップは再編される可能性が浮上している。スペイン地元紙「マルカ」が報じた。
 
 カルロ・アンチェロッティ前監督は、主に4-3-3システムを用いていた。最前線は左からロナウド、ベンゼマ、ベイルを並べ、中盤はハメス・ロドリゲス、トニ・クロース、ルカ・モドリッチなどテクニックに優れる選手を並べることを好んだ。
 しかし、ベニテス新監督は4-2-3-1システムに強いこだわりを持っている。ナポリの監督に就任した際も、3バックシステムで結果を残していたチームに自らのドレスを導入。当時、クラブの主将を務めた、DFパオロ・カンナバーロ(現サッスオーロ)は慣れ親しんできた3バックからの変更によって出番を失い、シーズン途中で移籍せざるを得ない状況に陥った。それほどまでに、指揮官は4-2-3-1の並びに執着している。

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