西野ジャパン、3バック採用のガーナ戦は0-1で後半へ 本田がチャンスで決め切れず
前半8分、壁の間を射抜かれて早々に失点
日本代表にとって西野朗新監督の初陣となった国際親善試合のガーナ戦は、厳しい現実を見せつけられる前半になった。ロシア・ワールドカップ(W杯)メンバー発表前日の30日に行われた国内最終壮行試合は、0-1とビハインドを背負って前半を折り返した。
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日本は3バックシステムを採用し、主将のMF長谷部誠が中央、DF吉田麻也とDF槙野智章が両脇を固めた。前線ではFW大迫勇也が1トップに入り、MF本田圭佑とMF宇佐美貴史が2シャドーに入る3-4-2-1でスタート。背番号「10」のMF香川真司とFW岡崎慎司はベンチスタートになった。
日本は前半開始からわずか13秒で右サイドからのクロスによりあわや失点という場面を作られた。しかし、逆に自陣から宇佐美とのワンツーで抜け出したMF長友佑都が、大迫への正確なクロスを通してシュートにつなげる形も作り、双方がゴールへの意識を強く見せた。
そうしたなかで、日本の失点はセットプレーから訪れた。前半8分、ゴール正面の約20メートルで与えたフリーキックを、ガーナMFトーマス・パーティが直接狙った。GK川島永嗣の視線を確保するために空けていたMF山口蛍とMF大島僚太の間をインサイドで丁寧に狙って抜けてきたボールは、川島の手を弾いてゴールへ。名門アトレチコ・マドリードで今季リーグ33試合出場3ゴールとレギュラーを張る男の一撃は、日本の壁の作り方の問題も相まって先制ゴールとなった。
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