「親善試合は関係ない」 ガーナ代表MFが宣戦布告、西野Jに対して“本気モード”主張
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スペインの名門アトレチコでプレーするトーマスはリーダー格として期待される
日本代表は30日、ロシア・ワールドカップ(W杯)メンバー発表前のラストゲームとなるガーナ戦で西野ジャパン初陣を迎える。W杯出場を逃したガーナ代表は一部の主力が招集を見送られている一方、スペインの名門アトレチコ・マドリードでプレーするMFトーマス・パーティは「最高の勝利を手にすることが重要」と意欲を示した。
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スウォンジーのFWジョーダン・アユー、ニューカッスルのMFクリスティアン・アツ、エースのカイセルリゼスポルFWアサモア・ギャンが来日しないなか、ガーナの中心を担う選手の一人がトーマスだ。
UEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇を果たしたアトレチコで公式戦50試合5得点を記録。圧倒的なフィジカルとスタミナ、ボール奪取力で多大な貢献を披露した注目株である。
ガーナのサッカー専門サイト「GHANA SOCCERNET」は、W杯に出場する日本にとってガーナ戦は重要な最終調整となることを指摘したうえで、ガーナ側にとっても、ギャン不在によってトーマスが新たなキャプテンとして任命される可能性に注目している。
「日本はとても上質なフットボールをするチームだというイメージがある。だから、しっかりと準備し、100%のスタートを切りたい。日本の独特な気候のなかでの試合だが、暑くもなく寒くもなかったので、特に問題はなさそうだなと感じている。これならすぐに適応できそうだし、プレーに影響が出ることはなさそうだ。素晴らしい試合になることを楽しみにしているよ」
記事では、日本戦を目の前にしたトーマスのコメントも紹介。「今回は親善試合だけど関係ないよ。今の自分たちのフルパワーを明示したうえで、最高の勝利を手にすることが重要だと感じている」と主張し、試合に対してのモチベーションの高さをうかがわせている。アトレチコの”ダイナモ”を担う男の、世界レベルのプレーが見られそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)