イニエスタが母国で語った向上心 Jリーグ移籍は「人間として成長する機会」
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神戸加入会見から帰国後にテレビ番組で語る 「プロジェクト自体が好きなんだ」
約32億円とも報じられる年俸でJ1ヴィッセル神戸に加入したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ。今季限りでのバルセロナ退団を決め、新天地に日本を選んだことには母国スペインをはじめ世界中で驚きの声が上がった。だが、イニエスタ本人はスペインに帰国後、地元テレビ局の番組に出演し、神戸での日々を前向きに捉えていると語ったとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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34歳となったイニエスタだが、ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場するスペイン代表メンバー23人に選出されるなど、その実力はいまだワールドクラスだ。「僕たちは一歩ずつ進むことで、タイトルを獲得するために戦うよ」と、2010年南アフリカW杯以来、2大会ぶりの世界制覇に意欲を見せている。
それとともに注目が集まるのは、W杯後のJリーグ移籍だ。同紙は「イニエスタは日本のレベルに落ちることへの適応の難しさを否定し、プロジェクトや個人レベルでの挑戦が気に入ったと話した」と、日本でプレーすることに少々皮肉を利かせた表現をしている。その一方で、イニエスタは純粋な向上心を口にしている。
「僕にとって、このプロジェクトはすべての感覚の中にあると確信しているよ。プロジェクト自体が好きだし、彼らが僕を後押ししてくれる。願わくばミスすることなく、間違いを犯したくないと考えているんだ」
そして何より、自らを支える家族も大きな挑戦として受け入れてくれたのだという。
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