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イタリア代表復帰弾の“悪童”バロテッリに賛辞止まず 「すでに主役」と伊紙絶賛
サウジアラビア戦で強烈なミドル弾
ロシア・ワールドカップ(W杯)本大会出場を逃した伝統国に、問題児が帰ってきた。イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、28日のサウジアラビアとの親善試合で2014年ブラジルW杯以来となる代表復帰を果たし、ゴールを決める活躍で2-1の勝利に貢献。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「すでに主役」と絶賛している。
サッスオーロFWマッテオ・ポリターノ、ナポリFWロレンツォ・インシーニェを両翼に従え、バロテッリが代表復帰戦で1トップに君臨した。運動量は乏しかったが、巧みなポストプレーで存在感を見せつけると、前半21分に魅せた。ドリブル突破から右足にボールを持ち替えると、約20メートルの距離から強烈なミドルシュートを放ちゴール左隅に突き刺さった。
4年ぶりの代表ゴールで、インテルとマンチェスター・シティ時代の恩師ロベルト・マンチーニ監督の代表監督初陣に花を添えた。記事では「バロテッリはすでに主役:ゴールを決めて、チームメイトたちのためにプレーしていた」と評価されている。
バロテッリは今季ニースで18ゴールを記録したが、6月で契約満了となるため来季に向けて新天地を求めている。代理人は「ローマかナポリ」と母国帰還を示唆。これまでピッチ内外の問題行動で物議を醸してきた男だが、代表とクラブの両方でイタリアサッカーの話題の中心に返り咲くことになりそうだ。
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