新キーワードは「4シャドー」? 香川真司が語る西野ジャパンの「生命線」
日本代表が導入した新システム3-4-2-1 状況次第で「守備的になりかねない」と危惧
日本代表は6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて、30日に国内壮行試合ガーナ戦に臨む。29日の前日練習を終えたMF香川真司(ドルトムント)は、西野朗監督率いる代表チームの“生命線”について言及。さらに「4シャドー」という新キーワードも飛び出した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
千葉県内でキャンプを続けていた日本代表は、ロシアW杯に向けて新たなチャレンジを試みている。これまで長らくベースとなっていた4バックシステムから一転、3バックシステムの導入を検討。トレーニングでは3-4-2-1の戦術練習を行い、選手たちも積極的に意見を出し合って細部の確認を行っていた。
バヒド・ハリルホジッチ監督が4月に電撃解任され、後任に西野監督が就任。本番までの時間が限られるなかで、3バック導入に踏み切っている。香川は新システムについて言及し、自身の主戦場となる2シャドーの観点から分析。「単純に4-2-3-1、4-3-3は前線に枚数が3枚だと思うので、どれだけ両ワイドやボランチと連動してやっていけるか」とポイントを口にしている。
香川が懸念するのは攻撃陣の孤立化だ。「孤立し出すと非常に守備的になりかねない可能性も出てくる。それが悪いことじゃないけど、ただ攻撃で点を取りにいかないといけない場合は、そういうところが重要になってくる」と指摘。攻撃陣の孤立化をいかに避けるかもポイントになるという。