本田圭佑は「インサイドの方が良い」と西野監督明言 システム変更時も中央に固定か
ガーナ戦前日会見で3バック導入の意図を西野監督が説明
日本代表の西野朗監督は、ロシア・ワールドカップ(W杯)前の国内最終戦となる30日の国際親善試合ガーナ戦の前日記者会見で、3バックの導入とその意図について語った。そして「本田にしても、インサイドのエリアでやる方が良いところが出る」と、トップ下での起用が見込まれるMF本田圭佑(パチューカ)についても言及した。
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21日から断続的に選手が合流していく形式になったトレーニングキャンプでの目玉が、3バックの導入だった。キャプテンのMF長谷部誠は所属のフランクフルトで3バックの中央を務め、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンでプレーするDF吉田麻也にもその経験がある。国内では浦和レッズのDF槙野智章が長年3バックでプレーしているため、バヒド・ハリルホジッチ前体制での主力にとっては馴染みのある形と言える。
西野監督は長谷部について、「ポリバレントに前も後ろもできる。チームのリーダー的にやってもらいたいなかで、最終ラインからの発信にスムーズさも感じる。プラスを感じるところも多い」と話し、紅白戦では1トップの背後で2シャドーの一角に入った本田に対しても、「インサイドのエリアでやる方が良いところが出ると感じている。彼にとっては決して難しいというか、違和感を覚えるようなポジションではないと思う」と、良さを引き出せるポジションだと話した。
そのうえで西野監督は、本大会で3バックをベースに戦うかという点については違った考えを示している。