西野監督、中核メンバーのW杯代表入り“当確”示唆 「明日のゲームが全てではない」
ガーナ戦前日会見で23人の選考に言及 「ある程度メンバーは自分の中で捉えている」
6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて、30日に日産スタジアムで行われる壮行試合ガーナ戦の前日会見に日本代表の西野朗監督が出席。サンフレッチェ広島MF青山敏弘が負傷離脱し、26人となったメンバーでガーナ戦に挑み、翌31日に本大会登録23人を発表するが、西野監督は「明日のゲームが全てではない」と、ガーナ戦のパフォーマンスが低調でも落選とはならない可能性を示している。
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4月7日付でバヒド・ハリルホジッチ前監督が電撃解任されたことに伴い、技術委員長から代表指揮官となった西野監督。コンディションに不安を抱えるベテラン勢も招集されているなか、記者会見で「23人はどれぐらい固まったのか?」と質問されると、指揮官は口を開いた。
「明日のゲームが全てではないです。9日間やってきたキャンプのなかでの状態、期待していた部分、少し猶予を与えて戻ってきた選手もそうでない選手もいる。明日の1試合だけでリストを上げるわけではない。主力の選手、今まで中心となってきた選手に関しては、状態とすれば決して悪くないので、この段階である程度メンバーは自分の中で捉えている」
長い間、代表で主力だったメンバーについてはすでに当確としていることを示唆。ガーナ戦は6月19日のグループリーグ初戦コロンビア戦を見据えた選手起用となる。
「明日は選考のテストのゲームではあるので、そうした選手起用も考えている。ゲームから遠ざかっている選手や怪我から戻ってきた選手もいるので、そういう意味での最終的なチェックをしたい選手もいるので、それも加味したい」
代表指揮官としての初陣となるが、チームの骨格は9日間の代表合宿で見えたと語る西野監督。ガーナ戦ではスーパーサブなどの役割を含めた、シミュレーションを行うつもりのようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)