西野監督、日本代表W杯メンバー23人の選考へ苦悩吐露 「迷いは続くと思う」
ガーナ戦に向けた記者会見に出席、選手個々のコンディションは「期待を感じさせる状態」
日本代表は29日、6月のロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた30日の壮行試合ガーナ戦に向けた前日会見を日産スタジアムで行った。西野朗監督は23人のメンバー選考について「迷いは続くと思う」と苦悩を吐露している。
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6月19日にロシアW杯グループリーグ初戦のコロンビア戦を迎えるなか、日本代表は30日のガーナ戦を経て、31日に本大会登録メンバー23人を発表する。ガーナ戦は最終選考の意味合いが必然的に強くなる一方、西野監督はメンバー選考の悩みを吐露した。
「選手をいろいろ右や左に動かしている」と3-4-2-1など新システムを取り入れようとしており、選手個々のコンディションも「期待した選手たちが期待を感じさせる状態に日に日になってきている」という。だが、メンバー選考を進める西野監督は「非常に苦しみというか、迷いはあります」と本音を明かしている。
「リストには決まった数しか載せられない。バランスもある。明後日(31日)の朝に、また状況が変わって怪我なども予測しないといけない。明日ベストで戦ったうえで、迷いは続くと思う」
ガーナ戦に向けて27人を招集したが、サンフレッチェ広島のMF青山敏弘が負傷で離脱。現時点で26人がリストに並ぶなか、基本的にはここから3人が落選となる見込みだ。ガーナ戦のパフォーマンスを受けて最終判断を下すという西野監督だが、果たしてガーナ戦で誰をどのポジションでテストするのか。そして31日、運命のメンバー発表でどの23人を選ぶのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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