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リバプール、スターリング移籍阻止へ マンCからのオファーを拒否
57億円オファーを一蹴
リバプールは、イングランドFWラヒーム・スターリングに届いたマンチェスター・シティからのオファーを拒否した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
スターリングはマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、そして国外からもレアル・マドリードなどが獲得を狙っている今夏移籍市場の目玉の1人。ホームグロウンプレーヤー(21歳の誕生日までに3季(36か月)以上イングランドかウェールズのクラブでプレーした経験のある選手。プレミアでは最低8人の登録が義務付けられている)の足りないシティは、このスターリング獲得に本腰を入れていた。
しかし、リバプールはシティが提示した2500万プラス500万ポンドという合計3000万ポンド(約57億円)のオファーを一蹴。20歳の逸材獲得には最低でも5000万ポンド(約95億5000万円)が必要だと考えているようだ。
スターリングはクラブからの契約延長を2度も固辞。サポーターからもブーイングを浴びるなど、クラブ側との関係は決して良好とはいえない。売却する場合でも、引く手あまたの現在では、移籍金を高く設定しリスクを最小限に抑えたいところだろう。
喫煙疑惑も持ち上がるなど、ピッチ外での行動に注目が集まってしまったスターリングだが、そのプレーが一流であることはすでに証明済み。この若武者はどのような未来を選択するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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