レアル退団示唆のベイルが望む「スターの地位」 スペイン紙が残留の条件に言及

CLで殊勲の2ゴールも去就問題が過熱
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でリバプール相手にオーバーヘッドキックによるゴラッソと無回転ミドルで2ゴールを奪い、3年連続のビッグイヤー獲得の立役者となった。しかし、誇り高きレフティーが求めるものが“チームの顔”としての扱いであることは変わらないようだ。スペイン紙「マルカ」は、ベイルの去就問題を特集している。
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ベイルは3-1と勝利したCL決勝後に、「この夏、代理人とじっくりと話し合うことになる。そこからどうするか決める」とコメント。このことから去就問題が過熱し、英メディアではしきりにマンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘン移籍の噂が取り沙汰されている。
そしてレアルの“機関紙”と言われるスペイン紙「マルカ」は、「ベイルはレアル・マドリードでスターの地位を求めている」と報じた。
現在のレアル攻撃陣で、絶対的なポジションを与えられているのはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドであり、元フランス代表FWカリム・ベンゼマであり、ジネディーヌ・ジダン監督はスペイン代表MFイスコも重宝している。
ベイルはヒーローとなったリバプール戦も、ベンチスタートだったことに不満を覚えている。スタメンを張れない理由はその怪我の多さという指摘もあるが、2018年に入って以降は大きな負傷もなかった。
ベイルがレアルに残るためには、ロナウドらと並ぶ“チームの顔”として認められることを望んでいるという。CL決勝での活躍は、ジダン監督の考えを改めるきっかけとなったのだろうか。
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