退団示唆のC・ロナウドに「残留してくれ!」 レアルの選手&監督、ファンも“説得”
優勝セレモニーでもサポーターから残留を願う声が殺到
前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成したレアル・マドリード。現地時間27日にはホームタウンのマドリード、そして本拠地サンチャゴ・ベルナベウで祝勝パーティーを実施した。そこで鳴り響いたのは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対する「残留してくれ」の声だったという。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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通算13度目の欧州王座を手にしたレアルイレブンは、空港到着後から主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがビッグイヤーを誇示。本拠地に詰めかけたファンも3年連続となるタイトル獲得に歓声を挙げるなど、今季最高のフィナーレとなった。
ただ、レアル関係者もマドリディスタも気になっていた件が一つある。それは試合直後、今季限りでの退団を示唆するようなコメントをしたロナウドについてだ。「レアル・マドリードでの日々は“本当に良かった”」と、過去形で意味深発言をした。毎年オフになるとロナウドの去就話は持ち上がるが、サンチャゴ・ベルナベウのファンからはCLの活躍ぶりもあって「ロナウド、残留してくれ!」との声が上がった。
この思いはレアル側も同じようだ。フロレンティーノ・ペレス会長は「クリスティアーノは今、(自身)5度目の欧州王座を獲得した。彼が幸せかどうかを聞いてみるよ。レアルとの契約を結んでいるわけだし、退団を望んでいるなんて話すつもりはない」と話し、残留は既定路線だとしている。