W杯予選につながる勝利

　日本代表のバヒド?ハリルホジッチ監督が11日の国際親善試合イラク戦で監督就任後、3連勝となる4?0勝利に「美しい勝利」と自画自賛した。

「我々のチームはかなりいい試合をしたと思います。そして、効果的でした。ディフェンスも素晴らしいポジションを取っていました。いくつかのオフェンス面でのアクションはかなりハイレベルでした。少し慌てた場面もありましたが、もう少し点を取れたのではないでしょうか。この美しい勝利に満足するべきだと思いますし、選手におめでとう、全国民の皆さんにありがとうと言いたいです」

　指揮官は興奮気味にまくしたてた。ゴールが決まるために、大きなガッツポーズを決めた指揮官は後半アディショナルタイム突入前から勝利を確信していた。ベンチで戦況を見守る選手と次々にハイタッチ。今回の強化合宿中の選手とのミーティングで2015年シーズン無敗というテーマを掲げた指揮官はその第一歩を踏みしめたことに満足そうな表情を浮かべた。

　16日には2018年ロシアワールドカップに向けた第一歩を踏みしめることになる。アジア2次予選シンガポール戦（埼玉スタジアム）が待っている。

「予選の準備として、素晴らしい門出だと思います。次の火曜日も同じようなことを繰り返したいと思っています」

　上機嫌の指揮官は美しい勝利を再び挙げることを高らかに誓った。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images