“リベロ”長谷部が西野流3バックを解説 オートマチックかつ「攻撃的なイメージ」
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「そんなに難しいトライではないと思う」
長谷部はいわゆる“迎撃型”の3バックがイメージにあると話している。両ワイドを含めた5人がベタっとラインを引くのではなく、中盤の高い位置やボランチの脇でボールを受けるような選手を前に出て潰しに行く守備システムだ。現チェルシーのアントニオ・コンテ監督がユベントスを率いていた時期から流行の兆しを見せた守り方を、西野ジャパンもオプションに持とうとしている。
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さらに、長谷部は「中盤に人数をかけると思うので、そこで数的優位を作る。縦に速い攻撃は現代フットボールでは当たり前なので、それを続けつつ中盤を生かした崩しも加えていけたら」とコメント。バヒド・ハリルホジッチ監督時代の攻撃に、ポゼッションの要素もプラスしたいとし、「3バックには攻撃的なイメージを持っている」とまとめた。
所属するフランクフルトが3バックを採用しているだけに、「4バックにはやり慣れている部分があるので、相手がどう来るかでも変えていくと思う。3バックも真新しいという感じではなく、自分としてはクラブでやっている分こっちの方が慣れてもいるし、そんなに難しいトライではないと思う」と、長谷部自身に戸惑いはない。
「ピッチの上であまり考えて動いているようだと遅れてしまうので、オートマチックになるようにしないといけない」
少しでも早く戦術の確立を目指すためにも、長谷部を中心にしたコミュニケーションが欠かせない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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