「勝てる名将」ジダンとスペイン紙賛辞 就任2年半でCL3連覇「ベイルがやってくれた」
16年1月の就任後、9つ目の公式戦タイトルを獲得
ジネディーヌ・ジダン監督は勝てる名将である――。レアル・マドリードの“機関紙”と言われるスペイン紙「マルカ」がこう誇っている。現地時間26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、レアルはリバプールに3-1で勝利し、前人未到の同大会3連覇を達成。ジダン監督が就任2年半で手にしたタイトル数は9つ目となった。
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試合は後半6分、リバプールGKロリス・カリウスのスローイングミスを突き、FWカリム・ベンゼマが先制ゴール。その4分後にFWサディオ・マネのシュートで追いつかれて嫌なムードが漂ったものの、同19分にはピッチに送り出したばかりのFWギャレス・ベイルが驚愕のオーバーヘッドキックで決勝点をゲット。16年前、かつてレアルの中盤に鎮座したジダンがレバークーゼン相手に決めたスーパーボレーを想起させる芸術的な一撃となった。
さらにベイルは同38分に、この日2点目のミドルシュートを決めて勝負あり。レアルが3シーズン連続で欧州王者に輝いたが、2016年1月に就任したジダン監督の下でチームはタイトルを勝ち取り続けている。
CLを3回、クラブワールドカップとUEFAスーパーカップを2回ずつ、リーガ・エスパニョーラとスペインスーパーカップを1回ずつと、計9個もの公式戦タイトルを手にしている。ちなみにスペイン紙「AS」によると、CL3度の制覇は恩師カルロ・アンチェロッティ氏、70~80年代のリバプールの名将ボブ・ペイズリー氏の記録にわずか2年半で並ぶという離れ業だ。
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