サラーにインスピレーションを与えたロナウド「素晴らしくて大好きな選手」

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝は現地時間26日に行われる。今回の対決で注目プレーヤーの一人がリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーだ。32ゴールと圧倒的な決定力でプレミアリーグ得点王に輝いた“エジプトの王”について、あの怪物がアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（バルセロナ）に似ていると絶賛している。

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　スペインラジオ局「COPE」の番組に出演したのは、元ブラジル代表FWロナウドだった。レアル・マドリードなどで得点を量産したのはいまだ記憶に新しいが、そのゴールゲッターから見てもサラーを称えないわけにはいかないようだ。

「リバプールと言えば、サラーだよね。素晴らしくて大好きな選手だし、個人的にはメッシにとても似てると思うんだ。あとこの前、彼が言うには僕がインスピレーションを与えた存在らしくて、それを知って僕はものすごく興奮したし、幸せな気分になったよ」

　ドリブル突破もシュートも抜群のサラーをメッシに例えるとともに、かつてロナウドが見せていた圧倒的な決定力にサラーが魅せられていたとの言葉を感無量と思っているようだ。ただロナウドは前述の通り、レアルに所属経験があり、勝敗予想については“古巣優勢”を説いている。

「もしマドリードが勝つとしたら……、3-2のスコアなんじゃないかな。決勝に勝てば、クラブの歴史に今まで起き得なかったことだよね。今季の出来は疑わしいものだったけど、この歴史的チャンスについてはとても楽観的に考えているよ」

　サラーら強力攻撃陣がいたとしても、最後は白い巨人の勝負強さが上回るだろうとした。 ロナウドは打ち合いを予想したが、それ以上の爆発をサラーが見せるのか。メッシ級と称されたエジプト人ストライカーにとっては一世一代の大一番となりそうだ。