白い巨人の新たな守護神誕生か

　マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアが、レアル・マドリードへの移籍がまもなく決定すると、スペイン紙「マルカ」が報じている。
　デ・ヘアは今季、イングランドプロサッカー協会の年間ベストイレブンにも選出され、マンUのトップ4フィニッシュに大きく貢献。しかし、クラブが提示した巨額の新契約に合意せず、去就が騒がれてきた。
　レアルは長年、デ・ヘアに関心を寄せており、獲得に乗り出していた。そして、ここにきて、ついにレアル移籍が実現となりそうだ。
　レアルは移籍金2500万ユーロ（約35億円）にインセンティブの500万ユーロ（約7億 円）を加えた総額約42億円でマンUとの交渉が成立に至ると伝えられている。これはクラブにおけるGK史上最高額になるという。
　長期間にわたり、サッカー界を騒がせてきたデ・ヘアの去就騒動は、白い巨人の新たな守護神誕生という結末を迎えることになりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images