乾貴士、焦る気持ちを抑え自身に課した役割 「チームを明るくする、盛り上げること」
国内合宿5日目、軽いダッシュを行うなど回復をアピール「日に日に良くなっている」
日本代表は国内合宿5日目の25日、最後の合流組が加わり、故障で離脱したMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)、ホテルで別メニューとなったFW岡崎慎司(レスター)を除く25人が揃った。右太ももの負傷で調整が遅れているMF乾貴士は、「チームを明るくする、盛り上げることは考えている」と、今の自分にできる役割を口にした。
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エイバル3年目の今季、乾は第36節ジローナ戦でゴールを挙げるなどシーズン終盤に調子を上げていた。しかし、最終節のアトレチコ・マドリード戦を前にした5月17日の練習中に味方選手と接触して右太ももを負傷。帰国して合宿3日目の23日に、ようやくグラウンドに出てメニューを消化している。
25日には室内トレーニング後にランニングや軽いダッシュを行うなど回復ぶりをアピールし、西野朗監督も「乾の状況を見れば、再招集というのは考えてはいない」と話した。乾自身、「日に日に良くなっている」と現状を端的に表現する。
「ここまで上げてこられた。怪我するまではすごく好調だったので残念ですけど、焦ることなく、まずは怪我を治すことだけに集中しています。今年は嬉しいことに1年間試合に出させてもらいましたし、自分では感じていない疲れはあったと思うので、それを取るためには逆に良かったのかな、と」
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