ナポリが「レアル化」!? アンチェロッティ新監督が“教え子”アタッカー二人に照準

ナポリのアンチェロッティ新監督は、かつての教え子であるベンゼマとディ・マリアの獲得を狙っているという【写真:Getty Images】
ナポリのアンチェロッティ新監督は、かつての教え子であるベンゼマとディ・マリアの獲得を狙っているという【写真:Getty Images】

レアルで共闘したディ・マリアとベンゼマの“ダブル獲り”を画策か

 セリエAのナポリは現地時間23日、カルロ・アンチェロッティ氏の新監督就任を発表した。そして来季に向けて、かつてレアル・マドリードで活躍したパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアと、現レアルの元フランス代表FWカリム・ベンゼマの獲得に乗り出し、“レアル化”を推し進める可能性が浮上している。

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 今季のナポリは智将マウリツィオ・サッリの下、7連覇を達成したユベントスの最大の脅威となり、勝ち点4差の2位と肉薄した。そうしたなかでアンチェロッティ監督が来季新監督に招聘されたことから、そのチーム作りにも注目が集まっている。そして噂に上がっているのが、かつてレアルで共闘したアタッカー二人だ。

 まず一人目はディ・マリア。イタリアのサッカー専門メディア「フットボール・イタリア」では、今季公式戦45試合21ゴール15アシストとPSGの中でも好成績を残したディ・マリアと代理人が、ミラノでナポリのディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏と会談したと伝えている。ディ・マリアはアンチェロッティ監督と、2013年からの2年間、レアルで時間をともにした。

 そして二人目はベンゼマだ。スペインのサッカー専門メディア「フットボール・エスパーニャ」によると、アンチェロッティ監督自身がベンゼマを来季の補強候補の上位にリストアップしているという。09年からレアルに在籍し9シーズンを戦ってきたが、今季は思うようにゴール数が伸びず、本拠地サンチャゴ・ベルナベウのサポーターから批判されることもあった。そんなストライカーに対し、レアル時代に良好な関係を築いていたイタリア人名将は、正式オフォーを出すことを望んでいるようだ。

 両者ともにクラブで主力の座を得ているものの、絶対的な地位を築いているわけではなく、恩師の誘いを受ける可能性は否定できない。ナポリの”レアル化”は果たして実行に移されるのか、今夏の移籍市場での注目ポイントの一つになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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