「日本はミステリー」 不透明な西野ジャパンに海外メディアが“早々の自覚”を提言 

W杯直前で実戦経験を積んでいない西野ジャパンを不安視【写真:Getty Images】
W杯直前で実戦経験を積んでいない西野ジャパンを不安視【写真:Getty Images】

W杯直前で実戦経験を積んでいない西野ジャパンを不安視

 ロシア・ワールドカップ(W杯)開催まで1カ月を切ったなか、日本代表は30日の国内での壮行試合となるガーナ戦に向けて調整を続けている。本大会2カ月前に監督交代に踏み切る“ドタバタ”な展開に、海外メディアも疑念を抱いているようだ。米ポータルサイト「ヤフースポーツ」は「ジャパン・イズ・ミステリー」と見出しを打ち、現状を紹介している。

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「日本は2014年に惨敗し、ロシアへの準備に苦戦を強いられている。考えうる限り、最悪の時代を過ごす世代に捕らわれたチームであるように見える。あまりに不透明感が強く、グループHでは最下位の4番手に位置することが予想される」

 記事の冒頭では辛辣な言葉が並んだが、その理由はやはり大会直前に踏み切ったバヒド・ハリルホジッチ前監督の解任にあるようだ。

「なぜ彼らが敗退することが予想できるのか。それは、全体的に迫力がなさすぎるからだ。3月の試合ではマリに1-1のドロー、ウクライナには1-2で敗れた。そして協会はバヒド・ハリルホジッチを切り、残りの2カ月でアキラ・ニシノに全てを託した。5月現在までこなした親善試合はゼロ。高齢化し、アイデンティティーを失ったスカッド(陣容)だ。ニシノ体制で試合が行われたことがないため、分析も不可能だ。そのため、現時点で言えることは何もない」

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