チェルシーがインテルFWイカルディ獲得へ 「スペイン代表FW+52億円」の条件提示
モラタ+金銭で評価は100億円級 初のプレミアリーグ挑戦なるか
今季セリエAの得点王に輝いたインテルのイタリア代表FWマウロ・イカルディに対し、チェルシーが驚きのオファーを提示しているという。スペインラジオ局「カデナ・セール」が報じた。
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イカルディは今季、リーグ戦34試合に出場して29得点と爆発。主将として、エースとして、チームをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に押し上げた。
今年6月のロシア・ワールドカップ行きのメンバー入りこそ逃したが、チェルシーはスペイン代表FWアルバロ・モラタ+4000万ユーロ(約52億円)のオファーを提示したという。モラタの移籍金は、アントニオ・コンテ監督によれば今季加入段階で「5000万ポンド(約73億円)から6000万ポンド(約88億円)ほど」。1年間の減価償却を加味しても、イカルディに対する評価が100億円を下回ることはないだろう。
イカルディの代理人であり妻のワンダ・ナラ氏は、イタリアメディアに対してインテルに昇給を求めていることを明かし、「世界的なトップ3クラブから興味を持たれている」とクラブに揺さぶりをかけていた。しかし、このチェルシーの動きで図らずもその言葉があながち嘘でないことが証明されている。
イカルディはアルゼンチンで生まれたが、6歳でスペインに移住。プロデビューはイタリアであり、イングランドでのプレー経験はない。一方のモラタは、過去にユベントスでプレーするなどセリエAでの実績を持つ。来季に向けては、古巣ユベントスへの復帰話も取り沙汰されている。
穴埋めのFWまで用意しているうえに、金銭も差し出すというチェルシーのビッグオファーは成就するのか。セリエA得点王となったイカルディとお騒がせ行動も多い妻の決断には注目が集まるところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)