“後継者候補”のバルサMF、イニエスタ退団に衝撃 「他の選手では代替不可能」
背中を追い続けたD・スアレス 「常に彼に注目していた」
追いかけ続けた背中が遠くに去り、残された者の心にはぽっかり穴が空いてしまったようだ。バルセロナのMFデニス・スアレスは、J1ヴィッセル神戸へ移籍したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタを「他の選手では代替不可能だ」と語り、心境を明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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2013年にマンチェスター・シティからバルサに加わり、レンタル移籍を繰り返す武者修行を経て、16年からバルサのトップチームでプレーするD・スアレス。今季はリーグ戦18試合の出場に留まったが、その才能はイニエスタからも高く評価され、後継者の一人として名前を挙げられるほどだ。
24歳のテクニシャンは、イニエスタを「レジェンドとして記憶される」と称賛。それほど大きな存在だっただけに、移籍という事実に大きな衝撃を受けているという。
「フットボールの面で大きな空虚感となるだろう。彼は長い間ここで過ごし、重要なレガシーを残していった。ドレッシングルームにおける人間性という面でも、彼は我々のキャプテンだった」
ポジションが同じということもあり、D・スアレスにとってイニエスタは理想的なロールモデルだったはずだ。「多くを学んだ。同じポジションで、トレーニングでは常に彼に注目していた」という。ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらが後継者と目されるが、「彼は他の選手では代替不可能だ」と語った。
クラブ生え抜きでバルサの象徴だったイニエスタの退団は、残された者に多大なる影響を及ぼしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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