神戸加入のイニエスタが抱く使命感 「クラブと日本サッカーをより発展させたい」
日本人選手やJリーグをリスペクト 「自分のサッカーを見せるために日本に来た」
J1リーグのヴィッセル神戸は24日、今シーズン限りでバルセロナを退団したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの獲得を正式に発表した。都内で加入会見に臨んだ天才司令塔は「自分のサッカーを見せることで、クラブと日本サッカーをより発展させたい」と崇高な目標を掲げている。
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バルセロナの下部組織出身の生え抜きは、青とえんじの名門に通算32個のタイトルをもたらし、日本へとやってきた。そしてFIFAランク60位に位置する日本サッカー界を牽引させる、崇高な使命感に燃えていた。
「日本のサッカーに対して、とてもリスペクトしている。日本のプレーヤーにもそうだ。とても技術が高く良く考えてプレーしているし、コンビネーションもよく使う。Jリーグも日本代表もよく知っている。非常に高いレベルの選手が多い。自分のチームを助け、自分のサッカーを見せるために日本に来た。そうすることで、クラブと日本サッカーがより発展することを願っている」
世界屈指の名門とスペイン代表の司令塔として、攻撃のタクトを振るってきた天才イニエスタ。フィジカル面の強さではなく、極上のテクニックとフットボールIQの高さでファンを魅了してきた男は、自らが手本となり日本サッカーのレベルアップに貢献したいと語った。
年俸30億円とも報じられるメガディールでJリーグ入りを果たしたイニエスタだが、ピッチ上での華麗なプレーだけではなく、日本サッカー界の“教師役”としての大役も果たそうとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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