「彼は罰を受ける」 W杯フランス代表23人落選のラビオ、予備登録拒否に会長苦言
今季PSGで輝いた23歳レフティー、デシャン監督に予備登録拒否の意思を伝える
パリ・サンジェルマン(PSG)のMFアドリアン・ラビオは、ロシア・ワールドカップ(W杯)に臨むフランス代表の本大会登録メンバー23人から落選した。23歳のレフティーは予備登録メンバーに回ることになるはずだったが、本人がこれを拒否したという。
代表6キャップのラビオは23名のリストには入らず、11人のバックアップに回っていた。今季は国内三冠を達成したPSGで公式戦49試合に出場して5得点7アシストをマークするなど、中心選手の一人として活躍した。
しかし、フランスサッカー連盟(FFF)はラビオをメンバーリストから外したと発表した。英公共放送「BBC」によると、ラビオはディディエ・デシャン監督へ直接メールでバックアップとしてトレーニングプログラムに従う意思がないことを伝えたという。
これに対し、FFFのノエル・ル・グラエ会長は「ラビオはクオリティーの高い選手で親しみのある若者だ」とした上で、選出を拒否したことに対して「彼の反応は非常に驚きだった」とコメント。「彼は誤った判断をした。彼は罰を受けることになる」と、遺憾の意を表している。
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