ハンブルガーの20歳FW伊藤達哉、今季のブンデス最優秀若手選手賞にノミネート!
日本人ドリブラーが候補者8人に名を連ねる
ハンブルガーSVのFW伊藤達哉は今季ブンデスリーガデビューを果たし、20試合に出場した。特に終盤戦は左サイドから再三チャンスを作って攻撃陣を牽引。そんな20歳のドリブラーが、ブンデスリーガの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた。
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今季ハンブルガーSVは18チーム中17位となり、ブンデスリーガ創設以来初の2部降格となる屈辱のシーズンとなった。そのなかで、伊藤の飛躍はわずかな光明となった。
昨年9月のレバークーゼン戦でトップデビュー。12月にはクラブと2021年まで契約延長を果たしていた。
4月28日の第32節ヴォルフスブルク戦では、PK奪取とアシストで3-1の勝利に貢献。残留へのわずかな望みを持って挑んだ最終節のボルシアMG戦でもアシストを記録。この試合に2-1で勝利しながら降格が決まり、ピッチ上で涙を流す伊藤の姿が印象的だった。
ブンデスリーガ公式サイトでは「小柄な日本人はそのドリブルと大胆さで中心的な役割を担うようになった」と記された。また、クリスティアン・ティッツ監督は「イトウは1対1において素晴らしいクオリティーがある。彼の動きを予測するのは難しく、止めることはほぼ不可能だ」と絶賛している。