CL決勝「偉大なゴール3傑」を大会公式が選出 伝説のボレー弾動画に「美しかった」
レアルとリバプールの決勝を前に、大舞台で決まった伝説の一撃を紹介
前人未到の3連覇を狙うレアル・マドリード(スペイン)か、2004-05シーズン以来13シーズンぶりの優勝を狙うリバプール(イングランド)か――。現地時間26日にウクライナ・キエフで開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝が近づくにつれて、大会公式ツイッターでも決戦ムードを高める様々な企画が展開されているが、21日に1本の動画を公開。「CL決勝の偉大なゴール。お気に入りは?」とのコメントを添えて、大舞台での歴史に残る3ゴールを紹介し反響を呼んでいる。
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スペインとイングランドの名門同士が激突する今回の決勝。CL公式ツイッターが公開した「決勝の名ゴール3選」の中には、両チームのゴールも含まれていたが、映像で真っ先に紹介されたのは記憶に新しい昨季決勝で生まれた、ユベントスのクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチによるスーパーゴールだった。
前半27分、左からのクロスをアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが胸トラップすると、そのまま真横にいたマンジュキッチへ。これをマンジュキッチは胸トラップすると、ボールを地面に落とさず、倒れ込みながら右足を一閃。オーバーヘッドキック気味の鮮やかな一撃がレアルのゴールに吸い込まれた。
そして2番目に登場したのが、今大会のファイナリストであるリバプールの“記憶に残る”MFヴラディミール・スミチェルのゴールだ。04-05シーズン決勝、「イスタンブールの奇跡」と呼ばれる一戦は前半をACミラン(イタリア)が3-0とリードして折り返す。劣勢のなかリバプールは後半9分にMFスティーブン・ジェラードの一撃で1点を返して勢いに乗ると、2分後にスミチェルの追撃弾が決まる。ペナルティーエリア手前で横パスを受けると、ワントラップから右足を一閃。約20メートルの距離からの低弾道ミドルは相手GKの手を弾きながら決まった。この一撃で試合はリバプールペースとなり、同15分に同点。最終的に3-3で突入したPK戦を制したリバプールが頂点に立った。