W杯初戦で躍動 なでしこの新守護神は川島、西川よりもビッグサイズ

世界基準を超越するサイズ

 身長187センチという恵まれた体を誇る山根は、ハリルジャパンのGK川島永嗣(185センチ)、西川周作(183センチ)よりもサイズで勝る。
 佐々木監督の期待に応えるように、チームの絶体絶命の危機を救った。前半11分、スルーパスに抜け出したバッハマンが左足シュートを放ったが、完璧な飛び出しで好セーブ。先制点を許さなかった。その後もスイスの猛攻をはじき返し続けた。
「ローテーションと決定したわけではない。相手、状況を踏まえてやっていこうと思う。次もかなり迫力のあるチームなので、1試合慣れてきた選手が有力になるだろうとは思います」
 佐々木監督は前日に打ち出した異例の守護神ローテーションを 変更する方針を明らかにした。世界基準をも超越するサイズを誇る期待の24歳。なでしこの新守護神と君臨する日がやってきたのかもしれない。 
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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