名将の“玉突き移籍”の可能性浮上 チェルシーの監督交代を機に大移動が起きるか
チェルシーの後任監督にナポリのサッリ監督浮上、ナポリはアンチェロッティ氏を招聘か
セリエAとプレミアリーグで名監督の大移動が起きるかもしれない。スペイン紙「マルカ」は前バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ氏がナポリ、そしてナポリのマウリツィオ・サッリ監督がチェルシーへ渡る玉突き移籍の可能性を報じた。
欧州サッカーシーンでは各国の主要リーグが終了。レアル・マドリードとリバプールによるUEFAチャンピオンズリーグ決勝という一大イベントは残っているが、サッカーファンの関心は6月に開幕するロシア・ワールドカップへと向き始めている。
そうしたなかでも各クラブは来季に向けた動きを進めなければならない。監督交代という一大決心をする可能性が浮上しているのがプレミアリーグの強豪チェルシーだ。2016年からチームを率いたアントニオ・コンテ監督は今季FAカップのタイトルを獲得しながら、退任の可能性が浮上している。
その後任に浮上しているのが躍進ナポリを率いるサッリ監督だ。元銀行員という異色のキャリアを持つ59歳はチェルシーのトップターゲットとなっている。
サッリ監督がロンドン行きを決めた場合に、ナポリが招聘を目指すのは今季途中にバイエルンを解任されたアンチェロッティ氏だという。アンチェロッティ氏とサッリ監督の入れ替わりについて、マルカ紙は「監督のメリーゴーラウンド」とし、今週中にも正式に決まりそうだと報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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