サラーとの比較は“ナンセンス” クロップがバロンドールに持論「メッシとロナウドのもの」
CL決勝は「ロナウドvsサラー」に注目も、クロップは「なぜ比較するんだ?」と疑問視
欧州クラブ王者の座を懸けたUEFAチャンピオンズリーグ決勝は、レアル・マドリード(スペイン)とリバプール(イングランド)が激突する。現地時間26日にウクライナのキエフで行われる一戦の注目は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル)とエジプト代表FWモハメド・サラー(リバプール)の対決だが、ユルゲン・クロップ監督は自チームのエースの活躍を称えつつも、「バロンドールはメッシとロナウドのもの」と比較はナンセンスだと主張した。
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今季ASローマから移籍金3780万ポンド(約55億円)でリバプールに加入したサラーは、自慢の快足を武器にリーグ戦32ゴールを挙げ、見事にプレミア得点王に輝いた。CLを含めたシーズン公式戦44ゴールのサラーに対し、ロナウドも同43ゴールをマークしており、両者ともに今年のバロンドール有力候補になると見られている。
しかし、クロップ監督の見解は少々異なるようだ。
「なぜ比較するんだ? ペレの現役時代には、誰もペレと他の選手を比べたりはしなかった。『彼はペレくらい凄いか?』なんて聞く者は一人もいなかった」
クラブ公式サイトのインタビューに応じた指揮官は、比較はナンセンスだと見解を示し、「モウ(サラー)は素晴らしいシーズンを送ったが、クリスティアーノはこのようなシーズンを15シーズンも続けているんだ。これまでに何万回ネットを揺らしたか分からないが、クレイジーな数字だ」と言葉を続けた。
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