アトレチコが岡崎の相棒ヴァーディに興味 獲得の鍵は「移籍金30億円」の攻防か

アトレチコは、レスターFWヴァーディに興味を示している【写真:Getty Images】
アトレチコは、レスターFWヴァーディに興味を示している【写真:Getty Images】

エースFWグリーズマンに代わる戦力としてシメオネ監督がリストアップ

 今季UEFAヨーロッパリーグ(EL)を制したアトレチコ・マドリードが、日本代表FW岡崎慎司の同僚であるレスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディに興味を示しているという。英紙「デイリー・スター」が報じた。

 現在31歳のヴァーディは、イングランド8部のストックスブリッジ・パーク・スティールズでキャリアをスタート。その後は確実にステップアップしながら、2012年に当時2部のレスターへ加入した。2014年にプレミア昇格を果たすと、15-16シーズンにはクラウディオ・ラニエリ監督の下で岡崎と2トップを組んで得点を量産し、クラブ史上初のプレミア制覇に導いた。

 2016年にアーセナルなどビッグクラブへの移籍が噂されるも、契約を4年延長。2020年まで契約が残るなかで新たな交渉をスタートしたと伝えられている。

 そんなイングランド代表ストライカーに、興味を示しているとされるのがアトレチコだ。ディエゴ・シメオネ監督は、今夏のバルセロナ移籍が有力視されているフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが抜けた場合に攻撃陣を強化したいと考えており、新たなオプションとしてヴァーディ獲得の希望を出しているという。また、記事では英紙「ミラー」の情報を引用する形で、ヴァーディをスペインに連れて行きたいと語っていたと触れている。

 最新のレポートでは、現在ヴァーディには1600万ポンド(約24億円)の価値があるとされるが、2000万ポンド(約30億円)以上のオファーがあれば、レスターが売却に対してオープンになるかもしれないとしている。

 先月には「移籍市場まで何が起こるのか我々は待たなければならない」と語っていたヴァーディ。レスターの地を離れ、新天地を目指すことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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