W杯出場国「招集外ベスト11」をスペイン紙選出 豪華な“世界選抜”が3チーム誕生
続々と発表される各国W杯メンバーから外れたスター選手が集結
ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕まで1カ月を切り、出場各国が続々と招集メンバーを発表しているが、中にはワールドクラスの実力者ながら選出外となったスター選手も相次いでいる。スペイン紙「マルカ」は、「今夏のW杯におけるメジャーな不在者たち」と見出しを打って特集を組んでいる。
同記事では、負傷やポジション争いに敗れて選出外となった各国スター選手を並べた3チームを紹介。また、同大会において最もハイレベルなメンバー争いを繰り広げた出場国は、ブラジル、フランス、ポルトガル、イングランドの4カ国であったと指摘している。
まず1チーム目は、4-4-2システムを採用。守護神はウェストハムのGKジョー・ハート(イングランド)が務め、守備陣は左からユベントスのDFアレックス・サンドロ(ブラジル)、チェルシーのDFダビド・ルイス(ブラジル)、バレンシアのDFエセキエル・ガライ(アルゼンチン)、パリ・サンジェルマン(PSG)のDFダニエウ・アウベス(ブラジル)となっている。
中盤は左からPSGのMFハビエル・パストーレ(アルゼンチン)、バレンシアのMFジョフレイ・コンドグビア(フランス)、PSGのMFアドリアン・ラビオ(フランス)、ドルトムントのMFマリオ・ゲッツェ(ドイツ)を抜擢している。そして2トップを務めるのは、レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマ(フランス)とLAギャラクシーのFWズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン)という強烈なコンビだ。
ハートの選出外は母国でも議論を呼ぶトピックスとなっており、ブラジルではサンドロが漏れたことに衝撃が走った。ダビド・ルイスは最終的にチェルシーのアントニオ・コンテ監督による冷遇がW杯にも影響した格好で、アウベスは直前の負傷に泣くこととなった。中盤にコンドグビア、ラビオと入ったことが、フランスの選手層の厚さを物語っている。