「すごーくながかった」 INAC京川、100試合出場の“記念ピースショット”で新たな誓い

INAC神戸のFW京川は、通算100試合出場を達成した【写真:Football ZONE web】
INAC神戸のFW京川は、通算100試合出場を達成した【写真:Football ZONE web】

千葉L戦で後輩MF伊藤とともに通算100試合出場を達成「これからも走り続けます」

 なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部のINAC神戸レオネッサに所属するFW京川舞は、19日のリーグ第7節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦(1-0)で通算100試合出場を達成。21日に自身のツイッターで感謝の意を示すとともに、「これからも走り続けます」とさらなる活躍を誓った。

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 INACはホームで千葉Lを迎え撃ち、前半15分にキャプテンのMF中島依美のゴールで挙げた1点を守り切って、首位の座をがっちりとキープ。この試合で先発フル出場した京川とMF伊藤美紀は、通算100試合出場を達成した。

 京川は常盤木学園高時代からストライカーとして活躍し、2011年のU-19女子アジア選手権では日本を優勝に導くとともに、得点王と最優秀選手をダブル受賞。翌年に鳴り物入りでINACに加入した。

 2012年2月にはなでしこジャパン(日本女子代表)デビューを果たすなど順調なキャリアを歩んでいたが、同年5月に左膝の左内側側副靱帯および内側半月板損傷、前十字靱帯断裂で全治6カ月以上の診断が下り、ヤングなでしこ旋風が巻き起こった日本開催のU-20ワールドカップ欠場を余儀なくされた。

 なでしこリーグ挑戦から7年、常盤木学園高の2年後輩である伊藤と同ゲームで100試合出場に到達したことからも、京川が苦難を乗り越えて節目の記録を迎えたことがうかがえる。

 京川は21日に公式ツイッターを更新。「すごーくながかった100試合 たくさんの方々のお陰で達成できました!! ありがとうございます! こらからも感謝の気持ちを忘れず走り続けます なでしこリーグ盛り上げましょう」とさらなる活躍を誓った。

 なでしこ次世代のストライカーと言われた京川も24歳、再び日の丸を狙える位置に戻ってきた。

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