日本代表MF乾、レアル中井くんとの親密性に現地紙注目「ピピにとってゴッドファーザー」
同じ滋賀県出身であることに触れ、中井くんを「レアルのオリベル・アトム」と称す
エイバルの日本代表MF乾貴士は右太ももの負傷によって、リーガ・エスパニョーラ最終節アトレチコ・マドリード戦を欠場し、今季リーグ戦を終えることとなった。3シーズンに渡ってエイバルの主力としてプレーして現地メディアでも扱われることが増えたが、スペイン紙「AS」では、現在レアル・マドリードの下部組織に所属する中井卓大との親密な関係性が紹介されている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
同紙の記事では、「イヌイは負傷によってエイバルを離れ、少なくともこのチームの選手としてバスク地方に戻ることはない」と今季限りでのエイバル退団、そして決定的と伝えられるベティスでの今後、そしてロシア・ワールドカップ(W杯)メンバー23人枠入りへの意欲が伝えられている。それとともに注目されているのは、乾と中井の関係性だ。
「彼はスペイン人から見ると少し内向的に見えるが、とても朗らかな性格だ。また乾はラ・リーガにおいて立ち位置を確立した選手で、レアル・マドリードの下部組織プレーしている“ピピ”ことタクヒロ・ナカイにとっては“ゴッドファーザー”のような存在となっている」
まだ14歳の中井については、「レアルのオリベル・アトム」(キャプテン翼の外国版)と表現。「4年間レアルに所属し、ドリブルに巧みさを感じる中盤の選手だ。そして、タカシと同じ生まれ故郷の滋賀県で生まれた」と、両者の結びつきの強さについて触れている。また記事では乾が自身のツイッターで中井とのツーショットを掲載し、「とりあえず身長が伸び過ぎててもう抜かれた」と記したエピソードも紹介されている。
年齢は15歳違えど、遠く離れたスペインの地で挑戦を続けている二人。地元メディアから見ると、日本から訪れたリアルな“ゴッドファーザー”と“翼くん”に見えているのかもしれない。