リバプール主将、前監督からの“退団の勧め”拒否を告白 「自分の部屋に戻り泣いた」
ロジャーズ前監督に呼び出され、他クラブからのオファーの存在を通達されるも…
リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、ブレンダン・ロジャーズ前監督(現セルティック監督)から暗に移籍を勧められていたが、それを断って残留していたことが分かった。英紙「デイリー・メール」のインタビューで明かしている。
サンダーランドの下部組織出身のヘンダーソンは、2011年にリバプールへ加入。今や元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(現レンジャーズ監督)の後を継いでキャプテンを務める精神的支柱だが、2012年には退団の可能性があったという。
27歳のセンターハーフは、2012年に起きたロジャーズ前監督とのエピソードを明かしている。
「ブレンダンは僕を呼び、『聞いてくれ。オファーがある』といった。彼は僕の考えを聞いてきたんだ。それは僕がクラブを去るかもしれないということを暗示していた」
ヘンダーソンは「(移籍するかどうかは)僕次第だったんだ。僕は自分の部屋に戻り、少し泣いたよ。とても傷ついた」とその時のショックを語っている。その後、代理人と話し、移籍せずにリバプールで戦い続ける意志を主張したという。
不屈の闘志でポジションを確立し、今やチームに欠かせない存在となったヘンダーソン。UEFAチャンピオンズリーグ決勝で2連覇中の王者レアル・マドリードを倒し、ビッグイヤーを掲げることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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