バイエルンMFハメス、DFB杯決勝で“二面性” ミスでの失点に母国メディア「光と影」

コロンビアメディアは「ハメス・ロドリゲスの光と影」と母国のエースの苦悩を報じた【写真:Getty Images】
コロンビアメディアは「ハメス・ロドリゲスの光と影」と母国のエースの苦悩を報じた【写真:Getty Images】

フランクフルト相手に攻撃を牽引した一方で、自身のボールロストから2失点

 間もなく開幕するロシア・ワールドカップ(W杯)で日本の脅威となるはずの男が、今季シーズン最終戦で辛酸をなめた。バイエルンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは現地時間19日のDFBポカール決勝フランクフルト戦に先発したが、ボールロストから2失点に絡み、チームは1-3で敗れた。コロンビアメディアは「光と影」と特集した。

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 ハメスは試合開始直後からバイエルンの攻撃を牽引して好機を演出。試合開始4分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキへのクロスでチャンスメイクし、同6分にも右サイドのドイツ代表DFジョシュア・キミッヒへの浮き球スルーパスなど、攻撃面で高いクオリティーを示したことはバイエルンの光明だった。

 しかし、その一方でフランクフルト戦では失点に直結する重大なミスを二つ犯した。前半11分には自陣でクロアチア代表FWアンテ・レビッチにボールを奪われると、そこから一瞬でゴール前までボールを運ばれてしまい、先制ゴールを許した。

 1-1で迎えた後半37分には、日本代表MF長谷部誠のチェックを受けたハメスが再びボールロスト。カウンターを発動され、スピードを生かしてDFを振り切ったレビッチに再びネットを揺らされた。

 攻撃で違いを作り出す一方で、ミスに絡んで敗戦。ハメスにとっては受難のゲームとなり、コロンビアメディア「Gol Caracol」は「ハメス・ロドリゲスの光と影」と母国のエースの苦悩を報じた。

 ロシアでも活躍が期待されるレフティーにとってW杯最後の公式戦は、思わぬ結果が待っていた。

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