ユーベGK、飛行機のタイヤ破裂であわや大惨事に

乗員乗客にけが人はなし

 ユベントスの第2GKマルコ・ストラーリが、トリノ空港でテークオフ中にタイヤがバーストするという航空機事故に巻き込まれたことが明らかになった。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。
 1-3で敗れたバルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝から一夜明けた、7日のトリノ空港で恐怖の事故が起きた。トリノからシチリア島カターニャに向かう「ブルー・エアー社」のボーイング737型機は午後6時45分にテイク・オフした。だが、その瞬間に異常な音が発生。タイヤがバーストしたという。しかし、すでに機体は地面から離れており、テイクオフを中止することはできなかった という。
 154人の乗客とともに恐怖を味わったストラーリは「テークオフ直後に変な音が響いた。恐ろしかったけれど、最初何が起きたのか理解できなかった。飛行機がトリノ上空を旋回しているのが見えた。疑念と恐怖が増してきた。クルーに感謝しないといけない。なぜならテキパキとした作業をしてくれたからね」と事故の瞬間をそう証言したという。
 その後、機体はいったん着陸し、修理を済ませた。幸いなことに乗客乗員にけが人は出なかった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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