名古屋戦の後半アディショナルタイムにジョーと交錯　起き上がれず担架で運び出される

　ロシア・ワールドカップ（W杯）行きを目指すJ1柏レイソルの日本代表GK中村航輔をアクシデントが襲った。20日のリーグ第15節名古屋グランパス戦の後半アディショナルタイム、相手選手と接触して頭からピッチに転落。担架で運ばれてピッチから運び出され、日本代表にも暗雲が立ち込めた。

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　加藤望新監督となった柏は、10番を背負うFW江坂任が2ゴールを挙げるなど3点を挙げ、3-2で後半アディショナルタイムを迎えていた。アディショナルタイム4分、名古屋の元ブラジル代表FWジョーがゴール前に抜け出した場面、中村は迷わず前に出た。ジョーが左足で狙ったシュートに飛びつく形でジャンプしたが、勢い余ってジョーと交錯。相手に当たってバランスを崩し、一回転して頭からピッチに落下した。

　中村は起き上がることができず、試合もそのままタイムアップ。転倒から約10分後、担架に乗せられてピッチを後にした。18日に発表された日本代表ガーナ戦のメンバー27人にも名を連ねていただけに、状態が心配される。